FPとは?

「予防医学」の視点を持って、お客様の将来の家計をサポート

ファイナンシャル・プランナーは「家計のホームドクター」です。 昨今の金融商品は、年々その数を増やし内容も複雑になってきています。 お金を預けるなら定期預金や財形貯蓄、資産の運用を考えるなら投資信託や株式投資、そして病気や事故など将来の万が一のことに備えるための生命保険や損害保険。
そうした無数の商品が、国内外の多くの金融会社から販売されているわけですから、一般の消費者は、たとえ保険ひとつを選ぶ時でもあれこれ迷ってしまってムリがありません。

またその一方で、私たちは、少子高齢化社会に端を発するさまざまな心配事に直面しています。 健康で長生きできる時代になったことは有難いことですが、生きているかぎり誰もお金の問題を避けて通ることはできません。
今ははまだ40代、50代の働き盛りの方々にしても、将来の年金のことを一度も心配したことのない人はいないでしょう。

「自己責任」と言われるようになって久しいですが、現代人には、計画的に財政面のケアをすることが誰にとっても大切なことのようです。 さまざまな金融商品から自分に適切な商品を選び組み合わせることで、安心して暮らせる備えをすることが、先々の暮らしの不安を解消する、唯一の良策なのです。

しかし、金融各社の商品は無数にあります。そして内容もかなり異なります。 たとえば同じように「終身保険」を唄った生命保険であるとはいっても、一時給付金や相続税対策などのサービス内容を細かく見ていくと、加入者に還付される内容は、各社の商品によってそれぞれ微妙な差があるのです。

金融の世界にそれほど知識を持っているわけではない一般の消費者が、そうした状況のもとで、貯蓄と保険、あるいは投資商品などのちがいを自分で見極めて、10年、20年先を見据えた家計の計画を立てることが本当に可能でしょうか?
それではまるで、健康診断を受けた人に、「あなたの体にはこんな兆候が出ているから、将来の発病を避けるように自分の力で処方の対策をした方がいいですよ」、とドクターがいうようなものです。

お医者さん以外は処方箋を作ることができないのと同じように、一般の人々が長期にわたる家計の設計を自分でパーフェクトに行うことなどできません。 そこで必要とされているのが、さながら「予防医学」の視点を持って、将来の家計についてアドバイスをしてくれるファイナンシャル・プランナー(FP)なのです。
マネーの総合専門家としてファイナンシャル・プランナーがお手伝いする仕事には「保険の見直し」、「家計の見直し」、「住宅購入」、「養育費のこと」、「資産運用」、「年金生活」、「ライフプラン設計」など多様に渡ります。

特に小さなお子さんをお持ちのご家族をサポートする場合などは、
「子供を大学まで進学させたい」
「できることならマイホーム取得者になりたい」
「そして夫婦二人が安心して暮らせる老後にしたい」
などご家族の将来には、複数の目標や夢が同時並行的に横たわっているのが一般的でしょう。 そうした家族の間に入って適切なアドバイスすることが、FPに求められる技術なのです。

一つひとつの案件どれをとってみてもそう簡単に解決できることではないですが、難題のなかを分け入り最良の提案でお客様を支援することが、FPとして働くことの最大の喜びでしょう。
このこと、「FP職の魅力」については次節でお話ししていきましょう。

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